ヘアメイク森田玲子オフィシャルサイト

色白に見せたい方のベースメイクお悩み。

Q,ファンデーションの色を「明るめに買う」のって変ですか？

色白の人が美しいっていう文化は、もう古くから日本に根強く定着したもので、色んなトレンドが巡ってきても、やっぱり色白が素敵って思っている女性は多いようです。
そんなわけで、このご質問…。結構昔から多く相談を受ける内容だったりします。

「地黒なのがコンプレックスなので、白く見せたいんです」とか「ファンデーションの色は自分の肌よりも明るく買った方が顔が明るく見える」
と、感じている方もいらっしゃるようです。

でもでも！！！
そんな方に絶対お伝えしたいのは、「健康的な肌色」って魅力がいっぱいあることを知ってほしいのです。

健康的な肌色女性の魅力

・顔の凹凸が際立つところ

・シミが目立ちにくいところ

・肌が綺麗に見えるところ

・くすみ感がでにくいところ

・元気な印象に見える 

とりあえず、ざっと挙げただけでもこんなにたくさん。

色々他にもお伝えしたいことはあるのですが、今日は本題の、ファンデーションのお悩みである「自分の肌色より明るい色を選ぶのは変ですか？」ということについて、まずは回答します。

A,「変ではないけど、肌に合う色を選ぶ方が、肌は確実に綺麗に見えます！」

そもそも、なんでファンデーションをするかといえば、「肌をきれいに見せる為」。きれいの基準は人それぞれあるけれど、色ムラがなくて、肌から潤い感が感じられるようなツヤとハリ感のある肌は魅力的。そんな肌に、厚塗り感なく、自然な印象のままに見せるためには、やっぱり「肌色に合わせたファンデーション」を選ぶ方がおすすめです。

自分の肌よりも明るいカラーを選ぶときのデメリットは……

・シミ、くまなどの隠したいパーツ(暗く見えるゾーン)が目立ちやすくなる
・首より顔の方が白いと、顔が大きく見える
・厚塗りっぽく見える　　など…

でも、そんなこと言われても肌色を明るくしたいという方は、ぜひ、以下の方法を試してみてくださいね。

色白に見せたい人がやるべきナチュラルベースメイク法

ファンデーションの2色使い

顔の中央部分は明るいカラーを使ってフェイスライン～首にかけては自分の肌に合うカラーをセレクト。

シェーディングでぼかしてもいいのだけど、ファンデーションの質感の方がより自然になじみます。そして、目の下は特に明るく見せたいので、リキッドタイプのコンシーラーを使うのもあり。

ちなみに、横からみたときに、首と顔との境目がわかれ過ぎていないか、質感に差がありすぎないかをよく確認するのはとっても大切です。

特に、夏場のように首元のあいたお洋服を着て、ヘアスタイルをアップにするときなんかは、首と顔とのつながりを良く鏡でチェックするのがおすすめですよ。

ベースメイクって色んな悩みがあるからこそ、自分自身のこだわりたいポイントってあると思うのです。

きっと、白すぎるとわかっていても、白いファンデーションを選ぶことを何年もしていたから、どうしても自分の肌と同じ色を選ぶことに抵抗を感じる人もいるとは思うのです。そして、それでご自身が満足できているなら、それを無理に曲げる必要もないけれど…

でも、この質問者さまのように、ちょっとした違和感を感じたり、人から「ファンデーション白いよ」って言われて、なんだか気になりだしてしまったり。

もしも、ちょっとでも「変えてみたいな」と感じているのなら、自分の肌に合った色を試しに選んでみてはいかがでしょう？きっと、いいことがたくさんありますよ。